22Inc. サービス開発日誌

スタンプスのサービス開発チームが日々の業務で得たノウハウ、経験の共有ブログです。

RubyKaigi 2019 We are writing code

こんにちは、22Inc.大薮です。
RubyKaigi2019に参加してきました。

22incで業務扱いのRubyKaigi参加、実ははじめてだったりします。
スポンサードしたいという想いはありますが、「業務扱いの参加だけでも立派なスポンサードだよ」ってTwitterでだれかが言ってたような気がするので、乗っかって少しだけ胸を張りたいと思います。

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各セッション個別のレポートは、山崎くんのレポートにおまかせして、こちらのエントリではそれ以外を中心に振返りたいと思います。

blog.22inc.jp

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(断じて二日酔いで意識が朦朧としていたわけではない、ということは念押ししておきたい。)

全体としては、今後のアップデートとして、Pattern Matching, Type Profilerなどの話は、ワクワクが高まりました。というより、「え、もうすぐ使えるの?!マジで?」という驚きが強かったです。
特にPattern Matchingは、2.7で使えるようになるんですよね。
(case in 早くproductionコードで使いたい。)
アップデート方針について、"Rubyの後方互換性を保つ"といった話題が上がっていたことは、驚きがありました。
(まぁ、非常にありがたいのですが)
また、Matzが「使っちゃう人がいるんですよねぇ...」と、RubyVM::ASTやTracePointなどを暗に言及すると笑いが起きていたが、言えば言うほど闇属性の人々がどんどんハックしようとする悪循環、ダチョウ倶楽部的なやつを感じて笑った。

Day1

RubyKaigi 2019 Official Party

地元の商店街を端から端までめいっぱいジャック(?)しての懇親会が開催されました。
初日の夜から高揚感でいっぱいになる素晴らしい企画でした。

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RubyKaigi 2019 Official Party at 中洲川端商店街
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RubyKaigi 2019 Official Party at 中洲川端商店街
地元の人も普通にいる状態での会だったのでカオス気味だったが、地元のネットメディアに取り上げられており、実際に地元からも高評価ぽいとのことで、いや、運営の方々ほんとうに素晴らしいです。
通りすがりの地元のおばちゃんが「なんかおめでたいことでもあったと?」と言っていたのは笑いました。

Day2

RubyKaigi 2019 Code Party

この日は、100人規模のDrinkUpが4箇所ほど同時開催されているぐらいの日だったんですが、自分はコード懇親会に参加していました。

実は、この日の昼のセッションでRubyData Workshopを聞いて、参加されてる人々があまりに輝いていて、純粋に楽しそうだなと思っていたので、かなり楽しみにしていました。
(実は開催直前まで補欠だったのが、滑り込みセーフで繰り上がった。)

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RedDataTools

speee.connpass.com

speakerdeck.com

コード懇親会は、興味分野別にグループ分けをするようだったので、自分はCharty島に入りました。
なぜ、選んだかというと、Chartyはグラフ操作のラッパーライブラリなので、グラフ操作はスタンプスの開発でもダッシュボード開発などで扱うため、興味が湧きやすかったというのもあります。

github.com

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グループ分け

このコード懇親会の時間では、ドキュメントのPRぐらいしか出せなかったが、どういう部分のPRが上がってくると嬉しいのか?みたいな話がカジュアルにできたのが良かった。

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ちなみに、Charty作者の@284kmさん自身は、matplotlibの利用が多いらしく、それ以外のライブラリサポートは後回し気味になってしまう、とのことでした。
実はそれ以外のひとつのライブラリであるGruffというのは、スタンプスでも利用していたりするので、「ちょうど良いかも」と思い、lib/charty/gruff.rb から読みはじめました。
確かに raise NotImplementedError がいくつかあって、突然謎の使命感がわいてきてGruffの手が回ってないところを実装しようとしだしたのですが、残念ながら、期間中はREADMEの修正PRぐらいしか送れてなませんでした。
(後日、東京にもどってから、PR出しました。コツコツ継続したい)

github.com

github.com

f:id:oyabu22:20190505224335j:plain コード懇親会後は、軽く中洲の屋台で飲み食いして解散しました。
ちなみにMatzはコード懇親会から参加されていて、屋台までご一緒だったため、なんだか写真の構図が豪華になりました 笑

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コード懇親会後、中洲の屋台にて

RubyKaraoke 2019 Sponsored by Repro

その後、Reproさん主催のRubyKaraokeに参加させてもらいましたがさすがに朝5時まではもたず途中離脱しました。
なお、Repro勢は翌朝からちゃんと会場にいて感心しました。体力ありすぎでしょ...

repro-tech.doorkeeper.jp

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やってみたかっただけ。オリジナル ペンライトすごい

Day3

RubyKaigi 2019 After Party(からあぶれた)

この日は公式のAfterPartyがあったのですが、残念ながら自分は枠から漏れたため、どうしようかなと#rubykaigi2019を眺めてたら、同じ境遇の人も多く、平成.rb @tashiro_rb@purunkaoruがRejectParty?的な感じで飲んでるみたいだったので混ぜてもらいました。

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RejectParty?
そのあとは、Sendagaya.rb @fukajun、Omotesando.rb @yuki3738たちとRubyKaigiの余韻を肴に飲めました。 最後は川飲みをのぞきましたが、さすがに帰りました。

Day4

RubyKaigi 5k 2019

RubyKaigiはもう終わりなんですが、余韻を楽しむイベントがまだありまして、 5k という5kmランニングするというイベントに参加しました。

rubykaigi5k.connpass.com

むしろこれ公式でやったほうがいいんじゃというぐらい、気持ちよくて健康的なイベントでしたね。 ペースは、とてもゆっくりで普段まったく走らない人でもなんとかなるんじゃないかというぐらいなので、迷われてる人がいたらぜひ参加した方がいいですね。

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気持ちよかった(アルコールが浄化された)
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ラン
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ゴール地点

RubyKaigi 2019 After Hack by Fukuoka.rb!!

そのあとはAfterHackという、もくもく会みたいな感じのイベントにフライト時間まで参加して、途中離脱させてもらいました。

fukuokarb.connpass.com

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街中にどーんとRubyってあるの新鮮過ぎた
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After Hack at 福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター

来年は松本開催、楽しみですね。
運営の方々、素晴らしいイベントありがとうございました。

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RubyKaigi2020

松田さんがClosingでWe code. Code==人 的なことをおっしゃってたのが、めちゃめちゃグッときました。

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Closing talk | Photo by @KatsumaNarisawa
この熱量を維持して、せっかくの機会なのでChartyへのコミットも継続できたらなと思います。